家庭用消火器をカンタンリサイクル

家庭用消火器をカンタンリサイクル

40代の自営業の男性、東京都にお住いのKさん。一軒家に妻と子供2人暮らし。趣味はゴルフで、LINEは頻繁に利用しています。そんなKさんが、最近頭を悩ませているのが家庭用消火器のリサイクルです。

消火器のリサイクルって必要なの？

「消火器って、使うことがなければずっと使えるものだと思っていたんですが、賞味期限があるんですね。」とKさん。確かに、家庭用消火器には耐用年数が定められており、定期的な交換が必要です。耐用年数は通常5～10年程度ですが、製造年月によって異なります。

消火器を使用した後はもちろん、耐用年数が過ぎた消火器も適切にリサイクルする必要があります。なぜなら、消火器の中には危険な化学物質が含まれているからです。例えば、粉末消火器には重金属の亜鉛やアルミニウム、ガス消火器には二酸化炭素や窒素が含まれています。これらの化学物質は環境に悪影響を与え、誤った廃棄方法によって事故につながる可能性があります。

消火器リサイクルの流れ

消火器のリサイクルは、次の手順で行います。

消火器のタイプを確認する
- 粉末消火器
- ガス消火器
- 泡消火器
- 二酸化炭素消火器
自治体のルールを確認する
- 各自治体によって、消火器リサイクルの方法が異なります。自治体の清掃事務所や消防署に問い合わせてください。
消火器を指定された場所に持っていく
- 指定された場所に消火器を持参し、リサイクル業者に渡します。
リサイクル証明書をもらう
- リサイクル証明書は、消火器を適正にリサイクルしたことを証明する書類です。自治体の補助金の申請や、賃貸住宅の退去時に必要になることがあります。