不用になった消火器の処理方法を解説！処分費用や注意点も

消火器は住宅火災を防止する上で欠かせない防災用品ですが、年月が経つと買い替えや処分が必要になります。今回は、不用になった消火器の処理方法、処分費用、注意点を解説します。

不用になった消火器は、以下の方法で処分できます。

1. 自治体による処分 自治体によっては、消火器を一般廃棄物として回収している場合があります。ただし、取り扱い可能な消火器の種類や量は自治体によって異なるので、事前に確認が必要です。

2. 消火器メーカーへ依頼 一部の消火器メーカーでは、廃棄する消火器の回収を行っています。メーカーによって回収方法や費用が異なるため、事前に問い合わせてください。

3. 専門業者へ依頼 消火器の処理を専門としている業者もあります。料金は業者によって異なりますが、自治体やメーカーよりも高額になる傾向があります。

消火器の処分費用は、処分方法や消火器の種類によって異なります。

1. 自治体による処分 一般的に無料です。ただし、大型の消火器や高圧消火器は有料になる場合があります。

2. 消火器メーカーへ依頼 回収や処分手数料がかかります。費用は消火器の種類やサイズによって異なります。

3. 専門業者へ依頼 処分費用と回収費用の2種類がかかります。費用は業者や消火器の大きさによって大きく異なります。

消火器を処分する際には、以下の点に注意しましょう。

1. 消火器の種類を確認する 消火器には、粉末消火器や水消火器など、さまざまな種類があります。自治体やメーカーによって取り扱い可能な種類が異なるので、事前に確認が必要です。

2. 使用期限の確認 使用期限が過ぎた消火器は、性能が低下している可能性があります。処分前に使用期限を確認し、期限切れの消火器は使用せずに処分しましょう。

3. 中身の処理 粉末消火器の場合、中身の粉末は吸い込むと有害です。中身を処理する際は、屋外でマスクやゴーグルを着用して行いましょう。

Q. 消火器を路上に捨てることはできますか？ A. 違法です。不法投棄は廃棄物処理法違反にあたります。

Q. 家庭用消火器を消防署に持ち込むことはできますか？ A. 消防署によっては受け付けている場合があります。ただし、事前に消防署に確認が必要です。

Q. 古い消火器をそのまま保管しても問題ありませんか？ A. 使用期限が過ぎた消火器は、性能が低下している可能性があります。火災時に使用できない可能性が高いので、処分することをおすすめします。

不用になった消火器は、自治体、消火器メーカー、専門業者を通じて処分できます。処分方法は消火器の種類や処分方法によって異なります。処分費用は自治体や業者によって異なるため、事前に確認することが大切です。消火器を処分する際は、使用期限や中身の処理に注意しましょう。